ベイタウン旅行倶楽部 --- 成城学園前
野川〜成城学園

成城学園と狛江市の境界、野川。紅葉した木々が小雨に濡れている。

このサイトで何度かお話しているように私は以前小田急線沿いに住んでいたことがあって、成城学園もたまに行ったものだ。何しに行ってたかというと、単に散歩だった。成城の街は今ほどお店も無く、しかし、桜並木が見事で、色々な大邸宅を観て、そして31のアイスクリームを食べて帰宅するという感じだった。散歩はするけど、私の友人の何人かが成城大学に通っていたくらいで、成城学園にはまったく縁が無かった。

しかし、その後、作曲家でピアニストの栗本修と知り合ってから、成城学園と多少の縁が出来た。多少というのは、彼の住いが成城学園の外れにあるからだ。ま、正確に言えば成城学園じゃないけれど、ま、いいか。

上の写真の野川はその彼の自宅から程近い。2006年12月13日、仕事(歌謡界にデビューする女の子のプロモーション関連なのだ)で彼の家を訪れ、そして、帰りは健康の為(最近本当に運動不足であきません)、歩いて成城学園まで向かうことにして。歩き初めて少し経ったら小雨が降り出す。

[追加写真]斜め上の写真は、2007年1月9日にほぼ同所で撮影した歌手の宮原永海(なみ)さん。



左: 朝、小田急線の成城学園前駅に到着。物凄い近代的な駅ビルでびっくり。
右: 成城学園前駅の北口。「SEIJO CORTY」という建物である。

朝、9時45分頃、成城学園前に到着。栗本と10時に待ち合わせだったので、少しだけぶらぶらする。成城には電車で来たのは十年ぶりくらいで、そのときは確かこんな立派な建物は無かったはずだ。



左: ちょっと離れたところからの駅。昔は狭く感じなかったこの通りだったけど・・・。
右: この延長線上に有名な桜並木がある。

朝は、いい天気だった。



左: 本当にあった「成城石井」。(笑)
「成城」という響きがいいんだろうね。きっと。今や至るところに進出している。大宮(さいたま市)にもあるのだ。(笑)
右: 栗本を待っていたドトールコーヒーのすぐ近くの酒屋さん。やっぱなんかお洒落。店の前にある桜の木がまたいい雰囲気をつくっている。


左: 茶色い暖簾は甘味処。コンクリート打ちっぱなしというのがまたこの街には会うのだ。
中: おそらくこの道から栗本が来るのだろうと思って見ていたら・・・。
右: ほら現れた。栗本のボルボ。



ここが彼の仕事場。まん前に公園があって、四季折々の風景を眺めることが出来る。ワンちゃんのお名前は、ダンちゃん。元気いっぱいの男の子。

かつてニックニューサーのヒット曲「SACHIKO」を作曲した作曲家と、栗本家に来るとダンちゃんの世話係になってくれるという作詞家の先生のお二人との打ち合わせを行った。栗本は途中、編曲の件で上の中央の部屋に作曲家の先生とともに入室し、暫くキーを叩いていた。仕事はなんだかんだ午後2時過ぎまでかかった。栗本も私も腹ペコ。近所のファミレスまで歩いて食べに行く。

食事後、栗本は一旦帰宅し、そして吉祥寺へライブの仕事。私はたまにはのんびりということもあったし、前述の通り、健康の為に成城学園前駅まで歩くことにした。栗本が歩くなら狛江のほうが近いと行ったのだが、それでは運動にならないので、あくまでも成城を目指した。早足で20分くらいだ。それに、せっかくカメラを持ってきたので、「ベイタウン旅行倶楽部」用のネタの写真も撮ってゆこうというのが魂胆。



左: 野川に沿って走るケヤキ並木の道。あちら側は喜多見。
右: 野川から成城に行く道は結構急な坂道。坂の途中から下のほうを眺めたところ。風光明媚でしょ。観光地みたいでいい雰囲気。しかし、残念なことに雨なのだ。これらの写真は傘を差しながら撮っている。ん〜、やっぱ送ってもらえばよかったかな。(苦笑)



左: かなり標高を上げてきた。そして紅葉と落ち葉のコントラストも見事。桜の古木もある。
右: 木々の間からはうっすらと多摩川方面や川崎市の方面が見える。晴れていれば丹沢の山々や、空気が澄んだ冬の日には富士山も見ることが出来そうだ。



左: 坂をほぼ登りきった辺りからは高級住宅街が始まる。このお宅は松林に囲まれたまるで軽井沢の別荘のような感じ。向こう側が野川の方向で視界が開けていて、さぞや景色がいいだろう。実に羨ましいのである。
右: 超でかい邸宅の門。門を入り、庭をカーブしながら奥に進むと、まるで寺社仏閣のような御殿が待ち構えている。私にはまったく無縁の世界だ。



成城では一般的な道路。緑の多い地方都市みたいな景観である。東京都というイメージではない。まあ、それが贅沢なのかな、ってな気もするが・・・。



左: 掃除するの大変だろうなあ。お気の毒に。なんて負け犬の遠吠えくらいしか言えないくらいの邸宅。確かに庭の手入れだけでも大変そうだ。
右: ベンツは最低限常識なのだろうか。それにしてもでかい家だ。



街の景観って、住んでる人が作ってゆくもんだとつくづく思う。



左: 集合住宅(マンション)だってこんな感じ。緑が多いっていいよね。
右: この季節、毎日綺麗な紅葉が見られるなんて、幸せだろうな。



このくらい立派な桜並木はなかなか無い。しかし、かなり老いてきているので、中には植え替えが必要な木もあった。



あまりにも立派な家ばかり見ていると神経が麻痺してくるので、何を見ても驚かなくなる。というのはウソ。どうやったらこんな家に住めるのだろう、などと悩んでしまう。考えるだけ無駄なんだろうけどね。ベイタウンは戸建てが無いから、こうして他の地域でたまに大邸宅を見るのは目の保養になるけれど、自分の暮らしとあまりにもかけ離れているので、嫌になってしまう。いや、逆につつましい我が家の生活が急にいとおしくなったりするのである。(笑)

というところで、カメラの電池が切れた。いつも電池は2セット予備を持つようにしているのだが、ちょっと忙しかったのもあって充電してなかったのだ。残念。せっかく成城大学の正門の銀杏並木とかの写真を撮ろうと思ったのに。まあ、いいか。そして私は、成城学園の駅から小田急線を新宿に向かったのである。


2005/12/15 Zaki

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