ベイタウン旅行倶楽部
あえて大崎

大崎っていうと、以前は五反田のオマケみたいな街というイメージがあった。これといって特徴が無く、品川に近いわりになんとなくダサい感じ。それに、工場も多く、付近の流れる目黒川も汚い、臭いといったところ。

ベイタウン旅行倶楽部は、こんなどうでもいい街にも敢えてスポットを当ててみたい。

だが、5年前くらいだっけ、山手通りの長年の陸橋の工事も終わり、駅前には立派なゲートシティというビジネスと商業のビルが建った。しかも、2003年の初め、めでたく臨海線も繋がって、非常に便利になった。臨海線直通の埼京線に乗れば、川越までも行ける。あ、そうか、そういう場合は大崎は単なる通過駅になるわけだ。

これがゲートシティのアトリウム。
4階建てくらいの天井とガラス張りのエレベーターがお洒落・・・なんだけど、最近この手は見慣れてきた。
偶然にアトリウムでイベントをやっていた。ゲストにビッグなビッグなKONISHIKIさん。
ゲートシティの外観。
これは駅と反対側からの写真。
どちらかといえば、駅側から見るよりこちら側からのほうが立派に見える。
ゲートシティのすぐ裏側は目黒川。
かつては、しょっちゅう氾濫を起こしていたらしいが、今では話題にもならない。

品川、大崎、五反田は実は近所である。山手線が大崎を南の頂点として鋭角にぐるっと回っているので、この3駅は直線で結ぶとひとつのエリア内なのだ。しかし、品川は再開発の東口に加えかつてからお洒落な雰囲気が濃厚に漂う品川プリンス、高輪プリンスホテルなどを擁しているのに対し、大崎といったら山手線で最も覚えてもらえない駅のひとつであった。(ほかに駒込なんてのもある。)

残念なことに大崎ゲートシティのオープン時期は中途半端な気がする。2003年5月は六本木ヒルズのオープンで盛りあがっていて、大崎なんてまったく話題に乗らないのは仕方ないにしろ、ゲートシティのオープンの前後には天王洲、お台場などのもっと凄いのがガンガン出来てしまう。今年になって、臨海線の接続でもっと盛りあがるかと思ったら、臨海線は高いと変な評判になったりとイマイチなのだ。また、ゲートシティの影を薄めてしまったのは、品川の東口だろう。品川は今年新幹線が発着するということで、大崎の凋落ぶりを尻目に盛りあがっている。

ところで、ゲートシティの休日の駐車料金は半額である。かつ、スターバックス等のお店を利用すると1時間無料。

そうそう、ゲートシティの中のお店(店名忘れた)のカレーバイキングはいい!数年前に来たときに寄ったが、数種類のカレーのほかに惣菜も選り取りで楽しい。

この日はゲートシティに寄った帰りに品川の東口のシンボルともいうべきビルに行った。(ビル名は過去2度行ったのに忘れた)このビルの中にある中華バイキング(1980円)が目的。バイキングは土日祭のみ。

ビルの形状は円筒形というよりも楕円形。直線的なビルが多い中で、曲線を生かしたデザインが嬉しい。つーか、床面積を考えると、贅沢な造りなんだろうけどね。

ここもビジネス街だから当たり前なのかもしれないが、休日だから閑散としている。ビル完成直後は休日も人で溢れていたのにね。六本木ヒルズの影響だけではないだろう。
品川の東口のビジネス街のすぐ脇の運河にはこんな風景が。
かつてはすぐ近くが海だったという名残。
天王洲のビル群も近い。
(屋形船の魚清の船着場から)

むりやり結論。
大崎は、トレンドから外れてしまったけど、逆にちょっとゆっくりしたいときにはいいかも。それに、ゲートシティの裏側の公園は緑濃く、ちょっと川のにおいは気になるが、昼寝に最適


今度はこれまた時代から取り残された感が強い五反田にスポットを当ててみたい。乞うご期待。

2003年5月4日 Zaki


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