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竹下通りはアキバ系?
いつの頃からか、秋葉原で変な文化が発生した。いわゆるアキバのオタクって奴がたくさん集まる街になっていたのである。最初はフィギアのコレクター程度だったのに、いつしか、コスプレっていうのが主流になり、そして、今流行りの「萌え」という文化?(文化と呼んでいいのかどうかは分からないけれど)。私には分からなくなっている。



左:原宿駅(竹下口は、奥のほう)  右:こちらは比較的落ち着いている平日の表参道

竹下通りなんて、私の残りの人生において絶対に行くことがないだろう、なんて、思っていたのだが、魔が差したのか、原宿に寄った際にふらふらと入りこんでしまった。原宿には、その少し前にも仕事の打ち合わせで行ったばかりで、そのときには話題の表参道ヒルズ(同潤会アパートの跡地)にも寄っていない。

今回、何故ふらふら、と行ってしまったかといえば、打ち合わせの場所が、表参道と竹下通りのちょうど中間くらいに位置するいわゆるマンションブティックなどのメッカであり、こういう機会じゃないと竹下通りなんて来れないだろう、みたいな考えで意を決して、入りこんでみたのである。

意を決する。それは二十代前半に歌舞伎町に初めて立ち入るのとはまったく逆のどきどき感がある。そういえば、一世を風靡した(のかどうなのか?)タケノコ族なんていうのが流行っていた時代の竹下通りも、あんまり来たくはなかったけど、今の竹下通りもかなりヘンな奴らがたくさんいそうで、ちょっと恐い。(笑)

ヘンな奴らといったところで、向こうから見りゃ、こちらもかなりヘンなおやじなのである。歩いてみて分かったのだが、私くらいの年齢の人間が歩いている率は1パーセントにも満たない感じだ。明らかに私のほうがヘンな奴なのである。(笑)



じゃーん。まず竹下通りに入りこんで、びっくりしたのは人の多さ。上の写真は、平日の夕刻。春休みというのもあるけど、なんでこんなに人が多いのであろう。原宿なんて、すっかりトレンディな街じゃないのに、なんて思ったのが大間違い。おそれいった。でも、ここ、竹下通りって言わなきゃ、歌舞伎町と大差ない風景じゃん。



上の写真は反対側から見た風景。正面に原宿駅竹下口。そして向こうの森は明治神宮である。この森のお陰で、地方の観光地のような雰囲気も漂っている。



で、表題の件だが、なにをもってしてアキバ系なのか私は理解していない部分も多いので分からない。でも、上の写真のような感じのコスチュームがアキバなのかな?と想像する。一度秋葉原で、メイドさんなるコスチュームを見たときには驚いたが、ひょっとすると、あれらの衣装は、この竹下から供給されているのではないか、と思った。


(上の)左は、「萌える」とはっきりうたっているセール。店内は、ちょっと覗いただけだが、うわ、こりゃ、すげえわ。というくらい理解し難いファッションの世界だった。右は、もろ「アキバ系」と書いてあるジャージ。こんなの着たくねえや。昔はでっかく「原宿」って書いたTシャツ着てる奴がいたけど、あの頃のそれはシャレで着てるんじゃなかった。今、原宿で「アキバ系」というジャージを着ているのは逆にシャレているのかもしれない。



何系なのか分からないけど、こういう服も多いですなあ。(左)
竹下通りで多いのは、もちろん婦人服のお店がダントツなんだけど、ブロマイド屋さんも多い。韓流専門みたいな店もあった。ここは、ジャニーズ系のようであるが、K-1の魔娑斗の写真もあった。それ以外は知らないタレントだけ。(右)



うひゃ〜〜っ!まだまだ健在だったのですね。ブティックTAKENOKOさん。相変わらず、凄いファッション感覚で、私から見りゃ異次元の世界。



そうそう、原宿といえばクレープ屋さん。こんなにたくさんの種類があるのですなあ。しかし、見ているだけで腹いっぱいになってしまうのである。後で、気づいたけど、左側のお兄さん、私に向かって「なんの写真撮ってんだよ。」みたいに睨みつけているようにも見える。隣で彼女がオーダーする為に並んでいる。こういうときって、写真撮られたくないという思いなのかもしれない。



場所柄、女性の下着屋さんも多い。写真を撮ってたら、若い女性に「あんたヘンタイじゃないの?」ってな感じに見られてしまった。当然だ。しかし、わたし的には、下着よりも中身が好きなんだけどね。(笑)

右端はダイソー原宿店。ダイソーといえば、100円均一のお店として、当たり前のように全国どこにでもあるけど、まさか竹下通りにあるとは思わなかった。何年か前に銀座にコンビニが出来て話題になったけど、こちらはどうだったんだろう。どうでもいいことなのかもしれないけど。



竹下通りの喧騒を離れて、ちょっと奥まったところには、落ち着いた小さなブティックや美容院などがある。



竹下通りからはちょいと外れるが、こんなレトロな団地も表参道駅の近くにある。静かな雰囲気である。右は、表参道の駅からは少し歩くが、有名なアーティストのライブで連日盛り上がっている「ブルーノート東京」。時間があれば、青山界隈の「写真&リポート」ページもやってみたい。ではでは。

2006/4/9 Zaki

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