新東京観光 (ベイタウン旅行倶楽部)
新東京観光・東東京
なんと申しましょうか。東京ってなんだかんだ楽しいところっすよね。なんと言っても大好きなB級の飲食店が多い。レベルも高い。お金あんまり持ってなくても満足できる。そんな感じで東京をほっつき歩いています。特に東東京を重点的に。寄稿も歓迎っす。よろぴく!



1月4日に柴又を歩く
柴又へちょいと出かける。半分仕事。1月4日だからまだまだ初詣の人達ですし詰め状態。でも夕刻になると、すーっとすいてくる。そこが柴又の特長でもある。



午後3時半に柴又に到着。
駅周辺は予想通り人が多い。



お馴染みのこの人。
やはり一緒に記念写真を撮りたい人がたくさんいて、しょうがないので、上半身だけ撮った。下火になったとはいえ、相変わらずの人気。もちろん私だっていまだに好きだよ。



駅前広場から参道に入るところでもうこんな状態。
全然前に進まない。



とにかく、これ、凄いでしょ???
しょうがないので、私はささっと一本金町寄りの道に抜けた。
そちらは嘘のようにすいている。

で、目的の店までショートカット。
しかも、その辺りは混んではいるものの、少し落ち着いた感があるので、店の外観やら内観などをさささっと撮影。食のリポートは既に昨年末に済んでいるので、私は、経営者の方のインタビューをICレコーダーに録音。幸いなことに、ものの20分もかからず終了。(笑)

さてっと、任務完了の後は飲むぞ!!!



ということで、駅前のこの店なんかできゅーっと一杯。
と、思ったけれど、並ぶのが嫌でやめた。
それにしても僅か20分くらいで、人がぐっと少なくなった。



少し人が少なくなった参道のちょうど80度折れるところの店で樽酒を頂く。
うん、うまいね。
そういえば腹が減っている。
すきっ腹にこたえるなあ。

実は柴又にせっかく行くんであれば、旨いそばを食べて、茂野製麺のWebsiteに展開している「しげの麺紀行」のネタにしようと、目星をつけていた店があった。
「日曜庵」という店だ。
場所は、参道からちょっと離れているので、きっと混んではいないだろう。
そんな安易な発想で、とにかくそこに向かう。



おお、ここだ、ここだ。
お洒落な感じじゃないか。

しかも、外に誰も待っていない。
こりゃいいかも。

でも、のれんをくぐって中に入ろうとすると、入口に置いてある椅子に2、3人座って待っていた。仕方ないので、外で待つことにした。

入口のメニューを見ると、せいろは950円と少し高め。うどんもあるし、ざざっと見た感じ、色々ありそうだ。



ところがだ。
先ほどは気付かなかったのだが、こんな札が出ていた。

即ち、本日のそばは終了したということだ。

残念。
まいったなあ。
どうしよう。

参道に面した店では落ち着いて食べられないだろうし。
ま、とりあえず、江戸川に行って考えよう。(笑)



土手の上から矢切の渡しを眺める。



私が好きな例の金町浄水場の取水塔。

この時、名案が・・・。

そうだよ、そうだよ、さっきの日曜庵だけど、そばが売り切れたということは、うどんだったらOKってことじゃないか。よし、そうと決まれば・・・。

慌てて土手から降りて、日曜庵に行った。
かなり腹ぺこ。

そして店に入ると、入替にお客さんが数人出るところ。
これはラッキー。



入口のところのディスプレイ。
おお。素晴らしいっす。

期待が高まる。

と、会計をしていた女将さんと思われる女性が、「すみません、本日はすべて売り切れてしまって・・・。」と申し訳なさそうに謝るのである。
「あれれれ。うどんはダメ?」とお聞きしたのだが、うどんも無くなってしまったそうだ。
むー、しょうがない。ま、遅い時刻だしね。
その方、外まで見送ってくれて、そして何度も謝ってくれた。丁寧な姿勢に感涙。また来るよ、そういうことなのだ。こういうところが嬉しい。

<追記>
おお、驚いた。FBによると、藤田さんとニアミスしていたそうです。彼らは"とらや"さんにいたそうです。私もそのごくごく近辺で取材してました。いやはや、それはそれは。稲本さんも柴又にいらっしゃったようですし、更にO川さんもいたことが判明。なんと、驚き。

2015.1.4

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菜花はある意味 老舗なのだ


ところで、その日曜庵と土手の中間地点、いや、かなり土手に近いほうに「菜花」という店がある。その看板には「うどん、やきそば、諸々」と書いてある。それをしっかりと網膜に記録していた。日曜庵がダメだったらここにしようと。

で、入ってみた。真新しい店だ。でも、ここって、この場所って、なんかその昔入ったような気がする。と、思ったら確かに以前からたばこ屋、雑貨屋として長い間営業していたそうだ。あの「男はつらいよ」にも登場していたようだ。今は若夫婦(と言っても五十代くらい?)が店をやっておられる。

まあとにかくその店に入った。

先客は六十代くらいのご夫婦。お酒とやきそば、それから、ざるそばを楽しんでおられる。

メニューを見ると、やきそばは350円。ざるそばも350円。ワンカップのお酒は300円。おお、こ、これは素晴らしい店じゃないか。(笑)
ビールやチューハイは全て缶で提供される。おお、木更津やきそばスタイル。(笑)
但し、コップもついている。(笑)



私は"けんちんうどん"を注文。そばもあるので、少々迷ったが、日曜庵でそばにフラれ、うどんにフラれ、ってことで時系列的にはうどんの受け入れ態勢になっていたので、うどんにした。お値段は500円。安い。もちろん缶ビールも飲む。



待っている間に色々とおしゃべりさせて頂いた。
とても気さくなご主人と奥さん。

店名の入った焼酎のボトルもあって、蔵元と仲がいいのか等お訊ねすると、そうじゃなくて、蔵元が調べて勝手につくって送ってきたということである。昨今はそういう営業スタイルなんだね。



更にご主人が「男はつらいよ」の中で同店が登場するシーンを見せてくれた。
第1作と、第4作に登場するのだ。
この写真の一番下に映っている人物は佐藤蛾二郎。
真ん中の写真ののぼりのようなものは今も出している。

寅さんファンにはたまらない写真だよ。

尚、同店には駄菓子も売っているし、アイスクリームも売っている。甘味もある。
絶対いい店だ。
また来たい。
というか、通っちゃいたい。(笑)



けんちんうどんが登場。
おお、素晴らしいビジュアル。美味しそう。

実際、とても美味しい。
アツアツだし、具材もたっぷり入っている。

最高だな。
日曜庵に入っていたらここでは食べていなかったと思うと、この店に出会えるきっかけをつくってくれた日曜庵には感謝だな。



さすがに麺は手打ちではないだろうけれど、セレクトがいい。
もちもちで、つるつるの美味しいうどん。
いいね、いいね。

また来ます、と言ったら、ご主人が、「うちはいつもやってるわけではなく、だいたい金曜、土曜、日曜だけなんです。」とおっしゃる。それ以外の日はお勤めされているそうだ。なんとまあ。

「ローンが残っちゃっているもんで。働かないと。」ということだ。
大変なんだなあ。でも偉いなあ。



もっと長居したいけれど、この辺りで店を出る。
西日に照らされたのぼりの向こうに江戸川の土手。
いいロケーションだ。
心に焼き付いてしまうな。

2015.1.3

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夕刻になると、急に人が少なくなる


浅草との決定的な違いは、柴又の場合、夕刻になるとかなり人が少なくなる傾向にある。だいたい明るいうちしか営業しない店が多いのだ。

帝釈天の二天門の前は、菜花に入る前には参拝者の長蛇の列が出来ていたのに、今はご覧の通り、すんなりと境内に入れる。



参道はこんな感じ。
やっと私がのんびり歩ける時間帯になった。



写真ものんびり撮れる。
どうも人ごみは苦手なのだ。



とはいえ、とらや、やぶ忠、高木屋、川千家さんの辺りでは渋滞している。



人気のこんにゃく玉、焼きいも羊羹の店。
まだ行列が出来ている。

おばあちゃん、がんばるなあ。



とらやさんも人気。
手前には草だんごを買い求める行列が出来ている。

私も本来ならばだんごを買いたいのだけど、この頃から参道からちょっと外れた、しかし、駅に至近のおでん屋さんに行くアタマになっていた。(笑)



面白いように売れるっすね。
素晴らしい。
一日にどれくらい売るのでしょうか。



えびす家さん。
ここの提灯は私のツボなのだ。
ジーンと来るんだよね。
凄く。



駅前も人がぐっと少なくなってきた。



駅前広場に面した立ち食いそばの店も今日は外にテーブルを出している。
いつもこうだったらいいのになあ。



何度かお邪魔していて良く知っている店も、いつもとは異なる営業スタイルに。

2015.1.4

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柴又のおでんの名店はここ


柴又に来る度に、寄りたいなと思っていた大国屋。
とうとう行っちゃいました。

テレビ等出ている有名店なのだ。



専門店だけあって、種類が豊富。そして、どれもが安い。
だいたい、70円〜80円というところが多いっすね。

どれも手作りという嬉しさ。



オラフもおでんが好きなのだという。
それ以前に、オラフってなんだかわからないけれど・・・。(笑)



はい、それでは頂きます。
大根、しらたき、焼きちくわ、餃子巻。
これで300円。
安い。

もちろん、コンビニで買ったワンカップ大関も。

旨い。温まる。
最高っすね。
柴又、グー!!!!!



さて、帰ります。
いやぁ、楽しかった。
また来るよ。柴又。



帰りはもちろんビールを飲みながら・・・。(笑)

2015.1.4

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