ベイタウン旅行倶楽部
新東京観光・その2
なんと申しましょうか。東京ってなんだかんだ楽しいところっすよね。なんと言っても大好きなB級の飲食店が多い。レベルも高い。お金あんまり持ってなくても満足できる。そんな感じで東京をほっつき歩いています。特に東東京を重点的に。寄稿も歓迎っす。よろぴく!



亀有の「蕎麦切り ごうめん。」

2016年6月20日。
久々の亀有。
相変わらず両さんは人気。

少し前には中国人のご一家が両さんの周りを取り囲んで代わる代わる写真を撮りあっていて、少し待ちました。



アップするとなんか怖いなあ。



南口側に移動。
北口も南口も人がたくさんいた。
活気があるなあ。

駅のコンコースは自転車が入れないようなハザードが施されていた。

このくらいのことをしないといけないんだろうな。きっと。



亀有の用事はこの時点で瞬間的に終了。
目指すは、港屋のインスパイア店「蕎麦切り ごうめん。」。
店名の最後に「。」がつく。もちろん、狙ってだ。
そういうのっていかにもアリがち。流行りなのか。それとももう廃れた?
いずれにしても若い世代の人が切りもりしているというのがわかる。

上の写真は「ゆうロード」。
店はこの通り沿いではない。

トラバースする。



その店は、アリオの方向へ行く商店街から、枝分かれしたアーケードの中にあった。



これが店の入り口。
間口がそれほどではない。奥行もそうでもない。
即ちそれほど広くはない。

午後2時半をまわったところだけど、店内は半分くらいの入りだった。
やはり人気店だな。
店内の写真は周囲のお客さんの手前、控える。
小奇麗でお洒落な造り。

それと、やたらに愛想がいい。
帰るときには、「お気をつけてお帰りください。」なんて言われてしまた。

若い男女のスタッフが切り盛りしているようだった。



注文は「冷たい肉そば」850円。
注文してから15分で配膳された。

「温かい鶏そば」もあるし、「もり」もある。
その辺りは本家(港屋)と同じ。

ちょっと本家の「冷たい肉そば」を見たら、お値段は870円だった。
ということは、本家よりも20円安いちゅうことだな。

ただ、生卵は一個しかついてない。本家は天かすとともに、テーブルに備え付けており、好きなだけ入れられるようになっている。まあ、好きなだけと言ってもまあ普通は一個で大丈夫なんだろうけれどね。後述するけれど、今日は二個欲しかったかな。

まず、ぱっと見、本家と違ったのは、なんというか、海苔の色が薄い。そしてネギが少ないというところだった。それと、つけ汁の色がまた違う。本家はもっと黒々としていて、周囲にラー油の輪っかが出来ていた。右の写真はネットから採取した本家の「冷たい肉そば」。

あ、失礼。
えーと、「蕎麦切りごうめん。」のほうのメニューに間違いがあった。「冷たい肉そば」は、「肉つけそば」。「温かい鶏そば」は、「鶏つけそば」だった。「もり」は「もりそば」となっている。そのままの呼称だと色々問題があるのかな。

それから「もりそば」は750円なんだけど、本家は確か500円だったと思う。
なんだろうその差って。

さて、ひと口ネギと海苔と肉を少しつゆの中に入れて、そばをつけて食べてみる。



そばはご覧のように、ごわごわしている。
それは本家と同じ。
あ、本家のほうがもうここ暫く行っていないので、どうだったのか忘れた。

まあそれほど差異は無いだろうな。

つるつるっと食べるそばじゃなくて、ぎゅっぎゅっと噛みしめるタイプ。
これ、乾麺で硬めに茹でると家でも出来そうな気がするが、やはり独自製麺をしないとこんな風にはならないような気もする。

つけ汁は、悪くはないが、ちょっとしょっぱかったな。
塩分が多い感じ。
それとスパイシーという割には辛味が効いていないし、コクもあまり感じられなかった。
途中で生卵を割って味変するも、もう一個入れたいくらいだった。

やはり港屋のラー油が浮いているあっちのほうが私の好みだ。
本家のほうが明らかに特長のあるつゆだった。
辛いし、甘いし、そして酢が入っていたような気もする。
その辺りはわざと明確に差異を出しているんだろうな。
まったくのコピーじゃないのは賛成。
本家の味を良ければそっちに行けばいいのだ。

最後にそば湯を頂き、スープを薄めて飲む。
いや、6割くらいそばを食べ進んだときにはもうそば湯で割っていた。
ちょっと、しょっぱさに耐えられなかったので。
最後の最後に、やっとコショウ系の辛味が味わえた。

ということで、私としては、少々不満も残りながらも、でも美味しかったし、きっと港屋を知らなかったら、物凄く美味しいと感じているだろう。

色々比較しちゃってごめんね。

あ、本家がギュウギュウ詰めで物凄くストレスを感じるのに対して、ここはちゃんと配膳してくれるし、ゆったりと座れるのが嬉しい。そこは得点が高い。港屋は暫く行ってないので、そろそろまたと思ったものの、あの居心地の悪さを考えるとそこまでして行かなくてもいいかと思う。



店を出ると、なんとお隣はテイクアウトの餃子専門店だった。
あ、いいなあ。
お土産に買いたいけれど、これを今買ったら、行動にかなりの負担になることは確実。



アーケードから眺める横の路地。
下町の風景だ。



アーケードの通路を挟んだ両側に店舗を持つ八百屋さん。
面白いね、こういう造り。

ちょっと有名な亀有メンチ(メンチカツ専門店)もこの並びにある。



まだ時間もあるので、アーケードから逸れて、中川をちらっと眺めてみようと、アリオの方向へ向かう。ごちゃごちゃした路地から、こんなお寺がひょっこり現れる。

香取山恵明寺。



いかにも下町らしい雰囲気のある建物もそこかしこにある。

2016.6.20

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中川土手はトレビアン!


前述のように中川に向かう。
まずは環七を渡る。

渡った先は香取神社。

懐かしいなあ。
7〜8年前にここを訪れている。

そのずっと以前、二十代の頃、住んでいた山手線の西側のほうから環七を何度かバイクでツーリングしてこの辺りもよく通っていた。



なんと、ここにも両さんが!!!

凄いね、こち亀。(笑)



本殿。
なかなかいい神社だ。



一方、これは、キャプテン翼のお札のコーナー。

キャプテン翼は世代じゃないので、まったく知らない。
一回、ベイタウンのイベント関係で絡んでいたものの・・・。



同じ境内にある道祖神社。



本来は狛犬さんがいるところに、亀さん。

亀有に掛けてるんだね。



そして中川に到着。
アリオの中を少し歩いて、フードコートを通って出たところからすぐ。

のんびりした風景で心和む。

フードコートの中の親子丼が心残り。(笑)



1歳くらいの女の子を連れた若いお母さんが散歩中。
女の子が途中からぐずって、抱っこされてた。

私の前をゆっくり歩くので、私も少し距離を取って同じペースで歩いた。

青いリュックの後ろ姿が彼女。

その向こうにスカイツリーが薄らと観える。



とても都内にいるとは思えないような長閑な気分にさせてくれる景色だ。



土手下のアパート。
「太陽に吠えろ」で犯人が隠れているのがこんなアパート。

今から考えてみると、ああいう設定って、こういうアパートに住んでいる人を侮蔑しているように思えるんだけどな。



これって、なあに???
民家の軒先にあった植物。



つい最近まで使われていたような感じ。
タバコ屋さんだか、駄菓子屋さんの店頭に無造作に置いてある。

この後、時間が少しあったので、立石の宇ち多゛に寄る。
亀有から金町に出て、そこから京成線。
乗り換えが多くて、近いのにたいへん。

2016.6.20 <しばざ記 1798

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