ベイタウン旅行倶楽部 / 俺達のホームページ
心のふるさと 浅草
幼い頃見た仁丹塔。漢方薬屋さんには蛇がとぐろを巻いていた。映画を観に六区へ。とんかつを食べて、落語を聴いて。楽しいことがたくさんあった浅草。今でも浅草にゆくと昭和30年代から40年代の風景を思い出すのだ。


このページは、2003年3月に制作したページを再編集しました。写真などは1985年から1990年頃のもので、最近のものは追加しておりません。、

ベイタウン旅行倶楽部 (再編集)


世界的にも有名な観光地・浅草寺の雷門

浅草は、私が上野と並んで、東京を意識した一番最初の街である。ひょっとして上野動物園のほうが印象に残っているかもしれないが、浅草の東武デパートも強烈な印象である。まだ物心がついて間もない頃、電車に靴を脱いで、窓ガラスにぺったりと顔をつけて乗っていた。東武の浅草駅は、電車が大きなビルに吸い込まれるような感覚が好きだった。



<左>妙なオブジェのアサヒビールのビル  <右>おやじギャルが大挙して押しかけた神谷バー

← デンキブラン

東武浅草駅の近く、浅草のメイン通りに面した神谷バーのヒット商品。ほんのり甘く、素朴な味わい。大正、昭和の初期には、ハイカラなお酒として愛された。

この(↑)を書いているのは、3年前、そして、写真を撮ったのは、その3年くらい前だから、今はどうなのか分からないが、相変わらず人気なのだろうか。少なくとも、あの建物の外観は大事にしてほしい。仁丹塔が無くなってしまった今だからこそ余計にそう思う。



松屋デパート&東武線浅草駅

← 酔っ払いのおじさん

いきなり我々の前に現れて、財布を落としたので、100円でもいいから貸してくれ、と言う。明日必ず返すから。(苦笑)
→ 浅草演芸ホール

今、浅草で最も浅草らしい場所かもしれない。

最近はいつ行ってみてもガラガラ。
皆さん、もっと、もっと寄席に行きましょう!
← 浅草寺山門の仁王象

迫力がある。
きっと、こういうのって、海外から来た観光客が一番喜ぶのだろうな。
→ 浅草寺・五重の塔

この写真、偶然にも逆行の加減で光りの輪が出来た。
それともオーラが出ているのか。

大晦日近くや、正月などは夜、ライトアップしていることが多いので、この季節ならではの写真が撮れる。
← 浅草寺・五重の塔(その2)

我ながらなかなか良いアングルで撮れている。
いや、浅草はこのように、素人でも困らないアングルがたくさんあるし、被写体も無尽蔵であるので、カメラは絶対に携行しよう。

空に向けて撮影する場合は、被写体がアンダーになる傾向があるので、露出を絞りで2つ開けるようにする。オートの場合は逆光モードを活用すると良い。
→ 浅草寺(本堂)

とにかく人でごったがえしている。
ゆっくり、のんびり歩きたい場合は正月を外したほうがよい。しかし、人が多い浅草も活気があって良いものだ。

この写真は35mmのばかちょんカメラで撮っているのだが、現物をそのまま拡大すると、かなり細かい情報まで読み取れるので、改めて銀塩カメラの凄さが分かる。(但し、左の画像については、解像度を意識的に下げている。)
← 龍

境内の一角にこんな龍が。
撮影した季節をメモしていなかったので、いつ、どんな祭だったか分からない。写真は1990年のもの。
→ 仲見世(1)

雷門からおよそ300mくらいの商店街。日本中の人が知っているはず。銘菓・雷おこしや人形焼などが売っている。

因みに、雷おこしはあまり好きじゃない。
← 仲見世(2)

めちゃくちゃキッチュなものが売っていて、面白い。
この変な品揃えは、東京タワーとともに東京観光の目玉。
→ 古道具屋さん

刀剣(模造刀)、壷、民芸品などが売っていて楽しい。
浅草寺の境内南側に隣接した辺りには、このような店が数軒ある。

右上の赤く丸い看板は福助の足袋。これ、欲しい。
← 着物を売る店

どれでも3000円から10000円くらいの安値で売っている。主に外人さんがお土産として買ってゆく。

余興用に一家に一着あってもいいかな?(笑)
→ 犬

気のせいかもしれないが、浅草には犬、猫が多い。しかも、このように庶民的な感じの犬。

彼らは一日の殆どを寝て過ごす。私が接近してカメラを構えても、片目を少し開けたかと思ったら、また寝てしまった。
← もつ焼き屋

浅草は場外馬券場があるので、土日の昼間でも一杯やれる店が多い。オススメのスポットは五重の塔の西側。
写真のような店が十数軒あり、ホッピーやチューハイを飲みながら競馬中継を観る。これまた楽し。
→ いきつけの店のママさん

お客さんからお母さんと言われ、慕われる。
店内はほとんど常連客。
この店のモツ煮込みは絶品。
← 営団地下鉄銀座線・浅草駅

たぶん、都内で最も古い路線である。
しかし、この入り口はちょっと凝りすぎ。
隣の田原町のほうがアンティックっぽくて私は好きだ。
→ 調子悪くてあたりまえ

何年も前の写真だが、やはり浅草のあるビルの屋上看板。
なんか響きがいい。
座右の銘にしようかと思ったくらいだ。(笑)
← 三社祭の神輿

浅草の名物であり、東京の初夏の代表的なお祭りは、これ。実は、私もこの重い神輿を担いだことがある。(自慢)
→ 神輿は見るのも担ぐのもたいへん

とにかく凄い人で、なかなか近寄れない。
担ぐのは、地元の人間のほかに、全国から集まってくる神輿マニアでいっぱい。跳びこみで参加というわけにはゆかない。
地元の関係者に太いコネクションがあるなどの条件が必要。
← 大林宣彦監督の映画「異人たちとの夏」

浅草という舞台が効果的に使われていた。
ツルちゃんもなかなかいい雰囲気。
(写真は、レーザーディスクよりスキャン)
→ 花やしき

花やしきは古くからある遊園地。
左の高い塔は、カプセルに乗ってゆっくり回る乗り物。観覧車みたいなやつ。右のは、なんだっけ?
← 花やしきの入場料

入るだけで900円は、ちょっと高いか。
その下のフラワー バンドっていったい何??
写真は2001年春の撮影。

ずーっと若い頃、わりと美人とデートに花やしきに行ったが、すぐにふられてしまった。未だに原因がわからない。花やしきのせいにしているが。(苦笑)
→ 日乃出せんべい

せんべいを焼いているのを眺めていると、つい買ってみたくなる。実際に何度かこの店の前を歩いたばっかりに買ってしまった。
焼きたての煎餅は香ばしくってほんとうにおいしい。

映画「異人たちとの夏」にも登場する。
← 米久本店

すき焼きといえば、今半と人気を二分するのがここ。古い木造家屋で、下足番もいて、まるで地方の旅館に来たようだ。

中に入ると、大太鼓を一発ドン、とやってくれる。仲居さんの案内で中に。

ちょっと高めだが、たまには行ってみる価値あり。肉は超柔らかく美味しい。
→ 神輿、太鼓の店

浅草通りや、国際通りあたりには、こういう店がいくつかある。
← ことといばし

なんとも良い響きのネーミングだ。
漢字では、言問橋と書く。
→ ジミー竹内(ジャズドラマー)

浅草ビューホテルに定期出演していた頃のジミー竹内氏。彼もまた浅草をこよなく愛していた。1989年の写真。この当時60才だった。2000年頃、脳梗塞で倒れ、現在(2003年3月10日)は、必死でリハビリ中。死ぬまでスティックを持つ、と本人は意気込んでいる。
[追加写真] 実家から探しだしました!

← 仁丹塔

この写真は、1983年(昭和58年)に撮影。都内のあちこちをバイクで巡って撮影したもので、東京のアパートを解約して一旦千葉の実家に戻るという年だったので、割合撮影したときの色々な状況を覚えている。

夕刻の人通りもクルマも多い時だ。まさかこの撮影の数年後のこの建物が無くなってしまうなんて、想像もしなかった。写真は撮っていないが、塔が取り壊されてからも暫く下の仁丹の看板が掲げられているビルは残っていた。

この写真を撮った日には、ほかにもたくさんの場所で都心の建造物などを撮影しているので、また、機会があったら公開した。先日(2006/6/24)実家で探してたらようやく発見した。

因みに仁丹塔は、浅草の凌雲閣を模して造られたということだ。私は幼い頃に上の山から見た仁丹塔を凌雲閣だと思っていた。遠くから眺める仁丹塔は素晴らしかった。
[追加写真] 実家から探しだしました!

→ 仁丹塔(その2)

上の写真の尖塔部分の拡大。こうやってみると、なかなかモダンな造り。なんとかまた浅草に仁丹塔を造ってほしいものだ。

漫画「優しい雨」に仁丹塔が登場する。何故か泣ける漫画だ。すみません、作家さんの名前を忘れてしまいました。
[追加写真] 実家から探しだしました!

← 木馬館

20代だった私は多少興味があっても、中に入る自信はなかった。浅草園芸ホールは子どもの頃から親に連れていってもらったのもあり、二十代でもよく行った。だが、お芝居には、どうだったか。ただ、この頃、梅沢富美男がブームになっていた。(1983年11月撮影)


2003年3月10日 (2006/5/1 再編集)
 【 文&写真 : ザキ、Eさん / 構成 : ザキ / 編集 : 俺達のホームページ 】



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