ベイタウン旅行倶楽部
新東京観光・その2
なんと申しましょうか。東京ってなんだかんだ楽しいところっすよね。なんと言っても大好きなB級の飲食店が多い。レベルも高い。お金あんまり持ってなくても満足できる。そんな感じで東京をほっつき歩いています。特に東東京を重点的に。寄稿も歓迎っす。よろぴく!



浅草から吉原まで そしてまたまたデキシーのライブ
初めて藤田さんと星野さんが揃ってHUB浅草のライブに行くことになった。その前に私は時間に余裕が出来たので、久々に吉原方面に足を延ばすことにした。


予定よりもだいぶ早く浅草に到着したので、浅草散策をする。
浅草は時々歩きまわるものの、明るいうちに歩くのって久々のような気がする。

上は田原町のさしみ屋こーちゃん。
なんとなくBMしていた店。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13180180/

さっきまでいた京橋には絶対無い店。
やっぱ、なんだかんだ言っても私にはこっちのほうが合ってるな。(笑)



国際通りの老舗喫茶、というかそば屋さんなのかな。
三善堂の隣。
まだ入ったことがない。
あまりにも渋すぎる店。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13010388/

ヤバい。
ちょっと歩いただけなのに行きたい店が2軒。(笑)



おお。なんか象徴的な建物。
国際通りを挟んで元の仁丹塔があった斜め前の建物。

この建物の存在は知らなかった。



浅草通り。
だったっけ。

あ、違った。雷門通りだって。(地図で確認)



角のところにある有名な八つ目うなぎの店。
ひと串食べてみたいのだけど、「二串より調製します」って書いてあって、そこがハードル高い。ここで2千円は使いたくない。(笑)

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13020326/



ロキシーの脇道から六区方面へと入る。



あ。今まで気づかなかった。
日の出せんべいの真ん前にこんな店(セキネ)だって。

肉まんの店なんだ。
最近出来た店なのかなあ。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003663/



六区もだいぶ変わったよね。
久々に明るいうちの風景。



六区のメインの通り(Winsの通り)は割合多く歩いたけれど、こんな渋い喫茶店があるのは知らなかった。
なんでもカレートーストが人気らしい。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13076426/

このままこの通りを北上する。

と、思ったが、そうだ、花やしきの鉄塔が壊されることになったので、その最後の姿を観に行くことにした。



花やしきの入口。
奥に例の鉄塔が立っている。

ここに来ると、一度息子と一緒に来て、それで休みで入れなかったことを思い出す。何年くらい前だっただろうか。あれから息子とは浅草に来ていない。



これが見納めだな。
運転するのを待ってたけど、一向に動かなかった。

もう営業は終わってしまったのかな。



何故か浴衣のおねえさんがたくさん歩いていた。



浅草寺側の入口。



老舗風だけど、実は違うって感じの店。
渋いことには違いない。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13098951/



東側(観音様側)からの花やしき通り。



観光巡りのお客さんに車夫が説明しているところ。
たぶん、ひさご通りのことについてかな。
ご苦労様です。



人力車の通る街ってやっぱり情緒があっていいよね。



ひさご通りのアーケードを更に北上。
懐かしの米久本店。

最近はまったく行ってない。
たまには寄ってみたいっす。
そんなに高くはないと言ってもひとり4〜5,000円くらいかかってしまうのは私には非常に敷居が高いのだ。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003667/



米久の少し先、はす向かいの初音茶屋。
ここも老舗だね。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13016850/

この界隈の店に詳しくなると、一端の浅草通じゃないかな。



祭り半纏などの専門店。

2016.9.9

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千束のほうまで足を延ばしてみる


えーと、六区から花やしきの通りの道は、少し曲がって、そして、アーケードになる。そのアーケードの終点は言問通り。その向こうに続いているのが千束通り。
そのまま北上する。



千束通りの入口、言問通りのラーメン「ふくじゅ」。
気になるな、この店。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13145995/



とんかつ「三好弥」。
なんかここもいい感じ。

この辺りはまったくノーチェック。
絶対に名店があるに違いない。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13058016/



この辺りの路地の一本一本は割合飲食店が多くて、昔は相当栄えていたんだな、ということが分かる。浅草のフトコロの深さを感じる。
それと、同時にもっと細かいところの散歩をしてみたい気持ちになった。
まだまだ知らない浅草がきっとある。



八百屋さんの店頭で。
1玉、128円だったかな。
まあまあ安いかな。



千束通りはまだまだ続く。
結構長い商店街だよね。

右の黄色い建物はパチンコ「ミトヤ」。
水道橋にある店のチェーンなのかな?



先ほどとは反対側の路地。
こちら側はおそらく吉原の方向。



なんか気になる店。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13115690/

ネパール料理店だって。
また機会があって、こちら方面に来たときに寄ってみたい。



東方向の路地からはスカツリが見える。



細い路地に焼肉屋が密集している。



千束通りを地方橋(じかたばし)のところまで行ってから少し戻るような形に、少し西に進路を取ると、ご覧のようにかつての吉原遊郭の一角に出る。

かなり廃れてきたとは言え、日本一のソープランド街という感じは十分あるし、なんとなく往時の吉原の名残のような雰囲気がそこかしこにあるような気がする。

だがしかし、ごくごく普通のマンションもあるし、歩いている人は普通の人だし、どんどん普通の街になってゆくのだという気がする。



おそらくこの辺りがソープランドの一番の密集地なんだろうな。

店の前には、高齢化したスタッフさんが立ちんぼして、小さい声で、「はいお兄さん、如何でしょうか。」という客引きをしていた。強引な客引きは禁止されてるし、昔みたく怖いことはないが、でも撮影には注意を払った。

あるソープランドの前に黒塗りの高級車が停まった。
白ナンバーなので、タクシーやハイヤーではない。
運転手が降りて、後部座席のドアを開ける。

そして恰幅の良い五十代くらいの男性が降りて、店の出迎えの人と一緒に中に入っていった。



かつての遊郭の一角にあっただろう老舗のお菓子屋さん。
どのくらい前から存在していたのかわからないが、赤線時代だったら遊女達が仕事の前に立ち寄っていたんじゃないかと思われる。

ここから再び浅草方面に引き返す。

途中で、いかにも出勤途上のソープランド嬢の何人かとすれ違う。
着ているものは派手だけど、中身はごくごく普通のお嬢さんがお一人。その後に、かなり厚化粧で、ああ、こりゃ相当年行ってるなっていう方がお一人、その後は形容し難い(不細工ってわけじゃないけど)がお一人。

でも、皆さんしっかりと仕事しているんだなという感じ。
俺も頑張らんといかんなって気持ちになった。

いや、マジで。

ところでさあ、関係ないけれど、高畑容疑者、おっと、今は高畑さん、不起訴になったんだってね。なんだからよくわからん。被害者と示談が成立って・・・。



吉原神社。

なにか悲しいストーリーがあるに違いない。
Wiki で調べるのはやめとこう。

ここは素通り。
すまねえ。



吉原神社より約100mくらいの地点にこの吉原弁財天。
ここはちょっと寄ってみよう。

うわ。ここ、写真、文章アップする前にどこかのHPで以下のような説明があったのをうっかり読んでしまった。やっぱなあ・・・。そんな悲話があるんじゃないかって、そう思ってたんだよね。ううう。

---- 関東大震災で多くの遊女たちが焼け死に、圧死し、溺死した場所… の一角にひっそりとたつ吉原弁財天。亡くなった遊女たちの供養をする為、1926年(大正15年)に建立された吉原観音像が、今もその不幸な出来事を悲しんでいるように思えます。



灯篭の間から少し入ったところに鳥居がある。
普通の神社と違って、なんか極彩色が至る処に施されている。
独特の雰囲気。



優しい御心で故人を慰めてくれる吉原観音像。



ここが社殿になるのかな。
お参りするスペースが小さいので引きで撮れないのだ。



狭いスペースながら池があって鯉が泳いでいる。

吉原に関しては色々と哀しい話がたくさんある。
何が一番哀しいかと言えば、そもそも東北の貧しい村から売られてきた娘が遊女になる。遊女が使う「ありんす」という語尾はお国訛りを隠す為とも言われている。

いくら生活に困窮したとはいえ、娘を売り飛ばすなんてやはり辛いだろうし、しかし、娘も親の為と無理やり自分に言い聞かせて、売られてゆく。年季が明ければ親元に帰れるだろうなんて、そういうケースなんて殆ど無かったようだしな。

なんというタイトルだか忘れてしまった落語に、娘を取り戻す為に一所懸命になって働いて大金を貯めて、しかし、それをどこかへ忘れてしまい、入水するという噺があった。

まあ、そんなわけで、この吉原の界隈には底知れぬ哀愁が漂っているのだ。
もっとも、前述のように、徐々に普通の街に向かっているんだけどね。
それもまたちょっと寂しいかもね。



弁財天から出て隅田川方面に向かう。
山の手ではあまり見かけないような甘味処あり。

http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13008692/

「三島屋」さんっていうんだね。
この写真に写っていた住所(千束三丁目4)から検索した。
便利な世の中だよね。

もんじゃがメインの店らしい。
350円のもんじゃで、ビールはセルフで缶ビール。
なんともいいじゃありませんか。
また行きたい店がひとつ増えてしまった。(笑)



再び住所表記が浅草になる。
庭の無い建物が多いので、必然的に軒下が花壇になっている。



夕刻の買い物で賑わう魚屋さん。
そうだよな、木更津だってスーパーに押されて、魚屋が少なくなってしまっているよね。
今日もこれだけ歩いて、魚屋はここ一軒くらいだった。
もちろん見落としているかもしれないけれど、魚屋って好きだからあればしっかり見つけるんだよね。街ナカで威勢の良い売り声が聴けなくなってしまう日も近いのかな。



隅田川沿いまでやってきた。
赤い花とスカツリのコラボ。



色鮮やかなこの赤い花。
つげ義春の「紅い花」を思い出してしまうな。
そんな気分。



少し雲行きが怪しくなってきた。
あと15分くらいで18時。
藤田さんと待ちあわせの神谷バーに向かう。川沿いを南下。
その後遅れて星野さんが来られる。



川沿いがお洒落になったな。
この辺りも明るいうちに来たのは久々。



納涼船が次々にスタンバイ。
向こうはアサヒビールのビル。



松本零二がデザインしたというかっこいいクルーザー。
これも久方ぶり。



ぐるっと回転しているところ。



そして東京湾の方向へとゆっくり走り出した。

2016.9.9

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待ちあわせ


まだ余裕があるかな。



この後、ここ(神谷バー)で待ちあわせして、そしてここで飲むことになっている。
18時まであと10分。
ちょっと失礼して缶ビール一本飲ませて頂きやす。
(その前にも実は飲んでる。ごめん。)



やはり浅草はキリンだね。
おっと、ごめん、浅草はアサヒの本拠地だった。



時間がまだあるので、雷門通りを渡って反対側へ。



段々暗くなってゆく。
雲が多いので、暗くなるのが早い。



通りの反対側からの神谷バー。
この後、すぐに藤田さんと合流。



お決まりの雷門。
やはり浅草に来たら必ずこの写真を撮らずにはいられない。(笑)



仲見世。
いいなあ、この景色。
何度見てもいい。



これ、ちょっと厳しいかも。(笑)

2016.9.9

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地下鉄浅草駅脇の地下街で焼きそば


地下鉄の改札を出てすぐのところにこんな古ぼけた店がある。
焼きそばで有名な「福ちゃん」。
ここで飲むことにした。

ここで焼きそばを食べるのは5回目くらいかな。
この焼きそばは旨いのだ。



なんか昼食と同じような夕食になってしまった。
ま、いいか。

しかし、ほんと旨いな。
クセになる。

350円という値段もいいよね。



生ビールは400円。
グラスがキンキンに凍っていて嬉しい。



牛スジ煮込み。
これがまた旨い。



ちょっと時間が無くなってきた。
HUBに予約を入れているので・・・。

慌ててホッピーを飲む。



藤田さん撮影。
こちらのほうが雰囲気が出てるっすね。

星野さんは少し遅れていて、HUBに直接来られるということだ。

2016.9.9

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中川喜弘とデキシーディックス


そして今日最後のお楽しみは、HUB浅草でのデキシーディックス。
メンバーは、いつもの、中川 喜弘(tp)、後藤 雅広(ci、)苅込 博之(tb) ジャック天野(bj)、家中 勉(tu)、日高 弘(ds)。
いつもぎりぎり3ステージ目からだが、今日は、1stステージからだ。
なので、たっぷりと堪能する。
中川さん達のフロント3人のスキャットバトルが凄かった。

あ、それと、チューバの家中さんの超高速演奏。
凄かった。
チューバがあんなに速く演奏できる楽器なんてまったく知らなかった。
ドラムの日高さんのソロも凄いね。
毎回毎回胸のすく思い。



ジャック天野さん。
超かっこいい。



可愛いスタッフさん。
予約の時もこの子。
そして、この子がお薦めするZIMAが最初の一杯。(笑)



ジャックさん、有難うございました。



実に楽しかったっす。
お二人さん、また行きましょうね。
よろしくお願いします。



私も撮ってもらいました。
着ているTシャツはサマソニのオリジナルです。





HUBを出た後は、お決まりの浅草寺へ。
ここを通って隅田川に出て缶ビールで乾杯をする予定。

しかし、雨が降ってきた。



藤田さんがお参りに本堂へ向かう。

私も後に続く。
星野さんと一緒に並んでお参りする。

その後、小雨の隅田川で缶ビールで乾杯。
雨に煙ったスカツリは緑色のイルミネーション。

終電になるといけないので、適当な時刻に帰途につく。
路線の異なる星野さんとは浅草でお別れ。

お疲れ様でした。

2016.9.9  <しばざ記 1827

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